【和風の庭の作り方】和風花壇の作り方や石組みの注意点を紹介

【和風の庭の作り方】和風花壇の作り方や石組みの注意点を紹介

日本人であれば、やはり和風の庭に憧れるでしょう。庭を眺めたときに、日本庭園のような景色が広がっていたら誰でも心が落ち着くはずです。和風の庭は一般の家庭でも再現することは可能で、ご近所さんの家と大きく差をつけることができます。

通りすがる人に「おっ」と思われるような和風な庭にするために、押さえておくべきポイントがいくつかあります。

「和風の庭にリフォームしたい」と考えていた方は、ぜひ参考にしてください。

和風の庭に欠かせないアイテム

和風の庭を作るために欠かせないアイテムを4つ紹介します。これらを用意し庭に設置することで一気に和風に仕上がります。

和風の庭にしたいのであれば、石は必須アイテムになります。日本庭園で1番使われている種類は”白川砂利”です。白川砂利は白っぽいグレー色の細かい石で、この砂利を地面に敷き詰めることで一気に和風の庭を演出することができます。また、あえて部分的に黒色の石を使うことで、区切りがハッキリとして美しい仕上がりになります。

また、コケがついた石は非常に人気があり、それだけで和の雰囲気が出ます。コケが生えるまでは時間がかかるのですが、今では簡単にどこでも買うことができます。1からコケを栽培するのも楽しいので、趣味の1つとして楽しむこともおすすめです。

日本庭園の雰囲気を出してくれるのが水です。庭園に作られる池のことを”池泉”と呼び、こだわりを持っている方は、その中で鯉などの生き物を飼っています。水の導入には専用の設備が必要ですが、最近ではその施工費用が下がってきているので、思っているよりも高額ではありません。ただ、維持費が継続的にかかってくるので、その点もしっかりと考えてから検討しましょう。

池泉以外にも”つくばい”という手水鉢も人気です。手を清めるためのものですが、実際にそこで手を洗うことはほぼなく、観賞用として導入する方が多いです。本格的なものから手軽なものまであるので、予算に合わせて選びましょう。

灯り

和風の庭と灯りは相性抜群です。キラキラとした光を発するものではなく、さりげない灯りが合います。日本庭園で使われる灯りは”庭園灯”といわれていて、夜でも和の雰囲気を楽しむことができます。

鑑賞用だけでなく、玄関や庭の入り口などに設置すると、街灯としても使うことができるので生活の利便性がアップします。

垣根

垣根があると一気に和の雰囲気を出すことができます。見た目だけではなく、目隠しや仕切りなどにもなるので、実用性も高いです。デザインは非常に豊富なので、好みのものを選びましょう。

和風花壇の作り方

花壇と聞いてイメージするものは、レンガなどで作られたナチュラルガーデンやイングリッシュガーデンですが、和風の庭にしたいのであれば、花壇もその雰囲気に合わせることが必要です。

植える植物を選ぶときのポイントとしては、四季を感じることのできるものにすることです。和風の庭に合う植物は、梅や桜などが一般的です。花が咲いている期間も他の植物よりも長いので、長期間楽しむことができますし、水やりなどの手入れも必要ないので、それほど手間もかかりません。縁側に座ってお花見ができたら最高でしょう。

また、お花だけでなく、庭木を植えることもおすすめします。庭木は枝を丸く刈り込んだり、枝を透かして丸く仕立てたりするので、道の途中に生えているような木とは見た目が全く違います。きちんと定期的に手入れをしていれば、品のある庭ができます。

石組みをするときの注意点

必須アイテムの石を配置するにはポイントをとらえることが必要です。もともと空間デザインが得意な方は感覚で置いていけるかもしれませんが、ほとんどの方は自信がないと思います。感覚ではなくポイントを覚えておくことで、綺麗に並べられるようになります。

1つめは、石の形や高さ、並びをあえて揃えないことです。揃えてしまうと、変化がなく平凡な感じになってしまうので、複数の石を並べる場合は直線に並べないようにしてください。

2つめは、石の色や種類、石理の向きは揃えることです。石にも種類があり、採れる場所によって分類されます。石を並べるときは、同じ分類の石を使うのが基本で、そうすると自然と統一感が生まれるので違和感なくなります。

まとめ

【和風の庭の作り方】和風花壇の作り方や石組みの注意点を紹介

和風の庭園を作ろうと思ったら、準備しなければいけないものがたくさんです。日本庭園は非常に奥が深いので、知れば知るほど世界は広がっていきます。石や水、灯りを上手に活用することで、一気に和風の感じを出すことができます。DIYでするのは限界がありますが、空間作りから施工まで全てを請け負ってくれる業者もたくさんあるので、プロに任せることも検討してみましょう。

東京都青梅市にある『庭 関塚』は、庭木や植木のお手入れから造園、ガーデニングなどお庭に関することは全て請け負っています。人と自然とが共存できる優しくそして心温まる空間を育む事で、庭と建物が一体となる心豊かな空間を演出します。どんな庭にするかハッキリとしたイメージを持っていなくても、しっかりとカウンセリングをし、こちらから依頼者様が望む空間を提案いたしますの、ぜひ気軽にご相談ください。